「レオン」以来7年ぶりに復活したリュック・ベッソンとジャン・レノのコンビ(ベッソンは製作・脚本のみ)に、日本の広末涼子が加わり描く異色サスペンス・アクション。東京都内での映画撮影を積極的に支援していくため石原都知事の提唱で実現した「東京ロケーションボックス」の本格活用第1号作品としても話題に。
強引な捜査が災いしてとうとう謹慎処分を言い渡されてしまった問題刑事ユベール。そんな折り、彼が唯一愛した女性ミコの急死が伝えられる。19年ぶりに日本を訪れたユベールは、そこで弁護士から遺産相続人が20歳になるまでの後見人に指定されていることを告げられる。その相続人とは、あと2日で20歳を迎える、ミコのひとり娘ユミで、彼女はユベールの実の娘でもあったのだ。しかも、ユミに残された遺産は2億ドル。ミコの死因には不審な点があり、周囲には怪しげな男たちの影。突然の事態に父親と名乗り出ることもできないまま、二人は行動を共にするのだが……。
In Japan for the funeral of his long-lost love, a tough French detective learns that he also has a teenage daughter and that her life is in danger from the Yakuza.