さよなら絶望先生 - 糸色望は、どのやうなこともネガティブにしかとれない青年である。
横に繋げて書くと、とてもせつなくなるやうな名前をもつ彼は、ことあるごとに「絶望した」と死にたがり、でも本当には死ねないような、困つた人間だ。
そんな彼が、風浦可符香たちの通ふ学校の、二のへ組に、担任教師として赴任することとなった。
しかし二のへ組は、望とは逆にどのやうなこともポジティブにしかとれない生徒、何事もきつちりとしていないと気がすまなひ生徒、なにかと怪我ばかりしてゐる生徒、メールでしか会話のできない生徒など、もしかしたら彼以上に厄介な人間が数多く在籍するような学級だった。
どこまでも後ろ向きな考えの望の教へは、そんな生徒たちの人生にどのやうな波紋を投げかけるのだらうか。
また逆に、望は生徒たちからどのやうな影響を受けるのだらうか。絶望先生との、絶望的な学校生活が始ろうとしてゐる。
桜咲く4月。希望に胸を膨らませた登校途中の少女が、桜並木で出会ったのは、新クラスの担任の先生だった。
そこまでは良い話。その先生の名は糸色望。学校から飛び下りたり、すぐ不登校になったり、超迷惑なネガティブ教師だった!
Sayonara Zetsubou Sensei - Nozomu Itoshiki is a high school teacher so pessimistic that even the smallest of misfortunes can send him into a pit of raging despair; some of these "catastrophes" even lead to suicide attempts. Sayonara Zetsubou Sensei is a satirical slice-of-life comedy set in the modern day, covering various aspects of Japanese life and culture through Nozomu and his interactions with his students: Kiri Komori, a recluse who refuses to leave the school; Abiru Kobushi, an enigma who frequently arrives to class with severe and mysterious injuries; the hyper-optimistic Kafuuka Fuura, Nozomu's polar opposite; and several other unusual girls, all of whom are just as eccentric as their teacher.